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どらちゃんのポッケ

R・統計・技術メモなど勉強ログ置き場

IT企業の男性社員が育児休業を取得して感じた7つの気づき :イクメンなんて言葉はなくなればいいのに

前回のエントリにも書きましたが、出産から2ヶ月ほど育児休業を取得し、先日仕事に復帰しました。育休を取得してみた全体的な感想をまとめてみたいと思います。

ちょっと釣りっぽいタイトルにしました。イクメンという言葉がなくなってしまうぐらいに、男性の育児も“普通のこと”になったらいいですね。私も「育休とって、イクメンだね!」とよく言われましたが、自分ではイクメンだなんて自覚はありません。自分はかなり恵まれた環境にいるとは思いますが、男性が育児参加することは“イクメン”じゃなくて、普通のことだと思うのです。

このエントリが、男性で育休を取得しようかどうか迷っている人の参考になれば幸いです。

育休の感想/気づき

  1. 父性が育った気がする
  2. 育児について:休日も平日も24hずっと一緒にいること
  3. 妻のサポートと生活リズム
  4. 仕事に対する感覚が変わった
  5. 会社に対しての心理的安全性を感じるようになった
  6. 平日の街の様子がわかった
  7. 周りの人の反応

父性が育った気がする

母親はお腹の中からずーっと一緒にいるので徐々に母性が育っているかと思いますが、父親は“父親になるという実感”を持ちにくいと思います。育児休業中に子供と一緒にいることで、父性が育って、父親になれた気がしました。

また、母親・父親ともに最初の“親レベル1”の初心者の状態から、同じペースで母親・父親として成長できたというのは大きかった気がします。オムツの替え方、あやし方、沐浴のやり方・・・、母親・父親で一緒に試行錯誤しながら親レベルを上げていけたのは良かったと思います。母親と父親の親レベルのズレがあると、不満/摩擦の原因になると思うので。

育児について:休日も平日も24hずっと一緒にいること

「泣いている理由がわからない」「ずっと抱っこしていないと落ち着かない」24hずーっと一緒にいて面倒を見る経験は貴重な経験でした。

休日だけでなく平日も一緒にいられることで、感じるものは違うと思います。 仕事とは違い、“休みもなければ、評価フィードバックもなく、期限の終わりがない育児の精神的負担”を感じると共に、その精神的負担を吹っ飛ばすほどの子供の可愛さ。そんなことを感じました。

妻のサポートと生活リズム

第一子の場合、3時間おきに母乳・ミルクをあげる、子育ても手探り/試行錯誤、夜も眠れないなど生活が一気に変わるので、生活リズムを作るのに時間が必要でした。

個人的感想ですが、生活に慣れてきたなと思うポイントは2回あって、1週間と1ヶ月の時に生活リズムが出来てきたなーと思いました。まず1週間、そして1ヶ月の間は生活リズムが安定してこないので、育休をとってサポートしてあげてもいいんじゃないでしょうか?(まだ2ヶ月目以降は体験していないので、これからどうなるのかは分からないですが・・・)

仕事に対する感覚が変わった

仕事から離れてみて、仕事は人生のほんの一部分なんだなと再認識できました。今までは仕事とプライベート50:50ぐらいの感覚だったんですが、30:70ぐらいになりました。それと同時に、仕事に居場所があるということは、自分の能力を発揮できる場所があるということで、大事な場所でもあるとも思いました。

仕事とプライベートは、70:30ぐらいの感覚になりましたが、仕事の30をいかに濃い30にするのか、限られた時間だからこそ良い仕事ができると思って、頑張っていきたいです。

会社に対しての心理的安全性を感じるようになった

会社に対して、心理的安全性が増した気がします。今の部署・チームであれば、今後、何かの問題で“普通に”働くことが難しくなったとしても、「相談すれば何とかなるんじゃないか」という漠然とした安心感が生まれました。

改めて、弊社、いい会社だなぁと。育休取得促進は、人材の引き留めにはかなりの効果がある気がしました。

育休中のSlackは良かった

育休中もSlackでの議論を横目で見ていたので、仕事の大きな流れは抑えられていた気がします。そのためか、仕事復帰した時も、すっと入っていけた気がします。

また、仕事の話題でないものはSlackでチームメンバーと会話していたので、「そんなに会ってなかった気がしない」と言われたり、過去の人にならずに済んだ気がします。育休中もメンバーとのコミュニケーションをとるということは大事だと思います。可能であれば、育児休業中もSlackやメールなどで、会社のメンバーとコミュニケーションをとることをお勧めします。

平日の街の様子がわかった

これは超副次的なことですけど、仕事をしていると見ることができない平日の昼間の街中の様子を見ることができました。平日のスーパー、小学校など、昼間の様子が見れたのはいい経験でした。

周りの人の反応

幸せなことに、総じて、悪い反応はなかったです。今の自分の環境はとても恵まれた環境だなーと実感しました。皆様、本当にありがとうございます。

両親・家族など

最初はびっくりしていたけど、「時代は変わったのねー」という感じで受け入れてもらえました。

上長・同じチームの方々

育休の相談をした時に2つ返事でいいよと言ってくださったり、「もっと長く取ればいいのに」など、本当にありがたい言葉をかけてくれました。協力してくださった皆様に感謝です。

友人・他の会社の人々

「いい会社だねー」「君っぽいね」「イクメンだねー」などの反応をもらいました。

まとめ

子供が生まれるということに加えて、育休を取得して、貴重な経験をして、色々な学びがありました。

女性は出産があるため、半強制的に出産・育児休暇を取ることになっているのに対し、男性は自分の意思で育休を取らなくてはいけないと思います。個人的には、男性はたとえ育休を取得しない場合でも、メリデメを一度考えた上で「育休は取らない」と決断をする方がいいのかな?と思います。「育休を取る」「育休を取らない」の決断をちゃんとするべきかなと。それがイクメンが普通になって、イクメンという言葉がなくなっていくための第一歩な気がしました。