最近気になった人事組織ネタ(8/21)
今週のネタ。
“Culture Engineer” Astro Teller on failure and brilliance
Google re:workの記事。世界を変革させるイノベーションに取り組んでいる場合、たとえプロジェクトが失敗しても、評価し、ボーナスも出すよっていう記事。
たとえプロジェクトが失敗しても評価される・ボーナスも出るということで、失敗を恐れずに果敢にイノベーションのプロジェクトに挑むことができるようになるというような内容。イノベーションは基本失敗するから、その失敗を守るということが、成功には必要という感じ。
Alphabetではないけれども、ピクサーでも同じような失敗を許容する組織文化を作っていて、その内容がピクサー流 創造するちからに書かれている。この本も一読の価値ありです。
ピクサー流 創造するちから―小さな可能性から、大きな価値を生み出す方法
- 作者: エド・キャットムル著,エイミー・ワラス著,石原薫訳
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2014/10/03
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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失敗しても評価されると、ゴミを生みだし続けることになる可能性もあると思うけれども、その辺はどうなんだろう。レベルの高いひとを採用し続けることで、その辺を回避しているのだろうか?
また、この記事で気になったもう1つの点は、Alphabetには、“culture engineer” っていう役割があるらしい。どんなことをしているのか、後で調べてみよう。
昨今のデジタルマーケターの「転職」や「独立」から考える日本企業の人材育成
昨今のデジタルマーケターの「転職」や「独立」から考える日本企業の人材育成 | ambassador labo
キリンでは、デジタルマーケティング部門を立ち上げるにあたり、社内から人材を移動するだけでなく外部からも積極的に人材を採用し、短期間で層の厚い組織転換を行うことに挑戦しました。
一般的に、日本企業においては「デジタルマーケティング」とは、あくまでデジタル領域のマーケティングの話であると認識されることが多く、組織の中でごく一部の人間がデジタル専任になることが多いようです。ただ、実際には顧客がスマホやソーシャルメディアの普及によりデジタル化し、それにより企業側のマーケティングも過去のアナログからデジタルに変わらなければならない、というのが広い意味でのデジタルマーケティングへのシフトと言えます。
そういう意味で、デジタルマーケターの育成や評価に悩んでいる日本企業にとって、社外の人材と社内の人材を組み合わせて、チームでマーケティングのデジタルシフトに対応しようとしているキリンの取り組みは一つのヒントになるのではないかと思います。
マーケティングの文脈で語っているけど、他の領域でも参考になりそう。例えば、上の文章に、機械学習を何となく当てはめてみると・・・。
一般的に、日本企業においては「機械学習」とは、あくまでデータ分析領域の一部の話であると認識されることが多く、組織の中でごく一部の人間が機械学習専任になることが多いようです。 そういう意味で、機械学習エンジニアの育成や評価に悩んでいる日本企業にとって、社外の人材と社内の人材を組み合わせて、チームで機械学習導入に対応しようとしている取り組みは一つのヒントになるのではないかと思います。
なんとなく、ありそう。新しい領域が誕生し、その領域に対応していかなければならないときに、どう組織内にチームをつくるのかという問題の参考になりそう。
チームパフォーマンスモデルとは?
「なぜ自分がそこにいるのか」って、「上司の命令で・・・」とか、「会社の配属で・・・」っていう理由が放っておくと1番になってしまうと思うので、例え、そうであったとしても、明示的に「なぜ自分がそこにいるのか」を確認する行為は大事だなと思った、
Google Brain(機械学習研究部門)の15分ルール
Google Brain(機械学習研究部門)の15分ルール:問題にハマった時、1)最初の15分は自分で解決を試みること。2)15分後もハマってたら必ず人に聞くこと。1を怠ると他人の時間を無駄にし、2を怠ると自分の時間を無駄にする。 https://t.co/clJJ2vtbwq
— Yosuke Ushigome (@ushi_) 2016年8月15日
元ソースはこちら。
新人のときに、よく言われたけど、改めて再確認ということで。
「社会を支えるPOCO」を家族に覚えてほしい--日本オラクルのファミリーデー
Oracleのファミリーデーの様子の記事。Javaを持っていたり、物理サーバを売っていたりする会社ということもあるとは思うけども、プログラミング教室をしたり、サーバを触ってみたり、いいなーという感じ。
自分の会社のファミリーデーって、あるにはあるけど、全然ファミリーデーって感じではないので、こういうのっていいなーって。親が働いてる雰囲気を子供も感じられるというのがいいなー。
Amazonのソフトウェアエンジニア面接
日本企業でも転職をしたことがないけれども、転職の話はいつか来るであろう?未来に役立つなと。 アメリカでのエンジニアの転職の話は、ちょくちょく聞くけれども、アメリカでの非エンジニア職以外での転職活動についてはどんな風なんだろうな?って思った。
電話面接とか、Skype面接とか、もっと日本でもやればいいのに。
今日は以上!