最近気になった人事組織ネタ(7/29)
父親の育児について研究するスウェーデン人女性が日本の子育てに思うこと
スウェーデンの場合、夫婦は共働きが主流です。さらに、480日間の育休期間において90日間は父親しか取得することができないという「パパ・クオータ制度」があります。そのため、父親の育休取得をどうするかというのは経済的な観点から話し合われます。
パパ・クオータ制度って初めて知った。 古い資料だけれども、このような制度らしい。
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2008/07/dl/h0701-6a_0004.pdf
この制度を導入することで、なんで父親の育休取得が普及したかはイマイチ、ピンと来なかったが、制度としては面白いなと。
家族というものの考え方が違うからではないでしょうか。日本に来て驚いたのは、多くの女性が結婚する条件として「男性の収入の高さ」をあげていたことです。養ってもらいたいと思っている女性が多いのかなと感じました 母親自身が父親を立てる風潮があるということです。例えば父親が残業した場合「帰宅が遅いのは私たちのために働いているからですよ」と子どもに声をかける母親がいると聞きました。
なるほど、この辺の文化差は面白い。育児休暇とか、育メンの推進とかを考える時に、このあたりの文化差を考えて、日本文化にあった普及の仕方を考えるというのも案としては、ありなのかなと。
1年くらいリモートワークを続けてみた感想
リモートワークの体験が書かれたエントリー。
自分はまだ、そんなにガチにリモートワークをしていないが、いつか来るその時には、参考になると思う。 「生産性は大して上がらないけど、生活の自由度は上がる」というのは、私もリモートワークを始めたら多分そう感じるんだろうなーと。納得感があった。
「子育てするお母さんをひとりぼっちにしたくない」現役小児科医が《小児科オンライン》をつくった理由
これ、超いいサービスだなと。
孤立と不安をITの力で解消していくということや、自身の経験で感じた問題を解消したいという事業のコンセプトが明確だし、素晴らしい。
子供ができたら、登録してみようかと思う。
社員向け育児体験プログラム『育ボスブートキャンプ』リクルートマーケティングパートナーズで導入開始
取り組み内容は下記動画を見てもらえれば、なんとなく分かる感じ。 youtu.be
育児体験インターンって、子供との関係性もあるし、人間関係的に難しいこともあるかもしれないが、取り組みは面白い。育ボスブートキャンプの実施はかなり、準備コスト・精神的コストを払うことになるように見えるが、それでも、それを上回るメリットがあるのかどうかが気になる。
こういうのを見ていると、多様性って突き詰めると、1人1人の生活/生き方/考え方を尊重して組織に生かすことだなーと思ったり、プライベートまで知ることで、関わりが濃くなることでのメリットもありそうだなーと思ったりした。
育ボスブートキャンプのような重厚なプログラムでなくても、1日のようすを動画に収めてチームメンバで共有するだけでも、効果はありそう。
以上、今日はそんな感じ。