2020 ふつうの家展に行ってきた(2:キオクスル食卓)
前回のエントリでは、ツクル空間編を書いたので、今回はキオクスル食卓編を書こうと思います。2020 ふつうの家展についても前回のエントリを参考にしてください。
「キオクスル食卓」
ダイニングテーブルを真上から撮影して、日々の夕食、誕生日パーティ、子供の工作、を記録していきます。そして同じ場所に同じサイズで再度ダイニングテーブルに映写すると、シーンが不思議とリアルに再現される。献立検討の参考、大切な日々の思い出、残業して帰宅したお父さんが数時間前の家族の様子を再現して一緒に食事することができるなど、“キオクスル”とこんなにも日常が面白くなります。
機能
- 机の上のものをキオクして、プロジェクションマッピングで投影する
- 子供の手形をキオクさせておいて、成長記録をつける
- 1歳のときの手形、2歳の時の手形、・・・・と今の手の大きさと比べるとか
- 昨日の食事の様子をキオクさせる
- 昨日でも、何をどういう風に食べたかどうか忘れがち
- 子供の手形をキオクさせておいて、成長記録をつける
実際の様子
机の上のモノを記憶させる(青い時計:Fitbitが私のもの)
記憶させたものを投影する
動画としてもキオクすることができる
テクノロジーについて
- 物体認識・キャプチャをPerCで行って、それをプロジェクションマッピングで投影していたっぽい
- 天井の上に、これがついていた。PerCっぽい
おもしろいなと思った事
- 机の上の丸ごとキャプチャして生活の一部をログ化するアイディアはおもしろかった
- キャプチャ&プロジェクションマッピングという手法で記録を残すというのは面白い
これもあったらいいなと思った事
- ツクル空間との融合
- プロの料理人の手の動きや台所の上の皿の配置などをキオクさせて、投影することでプロの料理の手際の良さを体験できるのではないかと思った
- 寝室とかにこれを置いて、寝相を取るとかでも面白そう
- 自分で意識していない行動をログってくれると面白うそう
実際に使うことを想像してみて・・・
- プロジェクションマッピングを使うということは、机の上を常に奇麗にしていないといけないな
- 結構厳しいハードルのような
- ストレージ容量的に、動画で長時間取り続けるのは厳しいから、タイムラプス動画になるのか