2020 ふつうの家展に行ってきた(1:ツクル空間編)
2020 ふつうの家展とは
三井不動産レジデンシャルさんが行っている、2020年には普通になっているであろうICTを駆使したスマートハウスを模擬体験できる展示。
『2020 ふつうの家展 ~Park Homes EXPO 2014』では、ICTと住空間が一体化して、ワクワク楽しいくらしが待っている少し未来の家を想像した展示をご覧いただけます。“すまいとくらしの未来へ”をステートメントとする三井不動産レジデンシャル株式会社、住空間設計を担当する株式会社トラフ建築設計事務所、展示コンテンツ企画を担当する株式会社カヤックの三社がプロデュースする本展では、家が人のパートナーのような存在になり、住む人のコミュニケーションをより豊かにしていく以下の展示をしております。 プレス https://www.mfr.co.jp/company/information/2014/pdf/0730_01.pdf より抜粋
- 公式サイトはこちら
- 予約制で初回応募には漏れてしまったが、追加枠で申し込み成功!
- どんなものが出来るか参考に見に行ってきました。
4つの空間の展示がありましたが、まずはツクル空間の事から書きます。
「ツクル空間」
カレーが美味しいと評判の同じマンションに住む○○さんレシピがネットワークで共有されていて、レシピを選択するとキッチンのワークトップ上に作業工程がナビゲーションで表示。その横では子供が紙粘土で作ったタージマハルをデータ化し、3Dプリンタでライスの型として出力。家の中での“ツクル”という行為が広がることで新たなコミュニケーションや楽しみを生みます。
デモコンセントの機能
料理のレコメンド
- 冷蔵庫の中身と、メニューの分類・テーマからオススメを推薦
- SNSなどでつながり、レシピ共有もできる(いいね数とか)
- 子供が好きな料理を1週間つくってませんよとか、今週たべた栄養バランスから今日の献立をレコメンドしてくれるとか
料理手順のサポート
- 次に使う調理器具をライトで照らして教えてくれる
- ちなみに、間違えると(木べらを使うのに、トンカチを取るとか)と家が怒って教えてくれる
包丁など消耗するものは、使用回数をカウントしていて、そろそろ研いでくださいとか教えてくれる
使う材料のサポート
調理方法のサポート
- 次に使う調理器具をライトで照らして教えてくれる
※基本的には、台所にプロジェクションマッピングして、情報を投影してます
ご飯とか、プリンのとかの型抜き
待っている間、調理完成までの進捗をリビングテーブルに写す
多分使用するであろうテクノロジー
- センサー
- 調理器具をとった時に、重さセンサーで取られたことを検知して、どこが取られたのかを識別しているはず
- 間違った場所に置かれたときどうするのだろうか?
- 収納位置とモノのマッピングDBは同管理するのだろうか? − 冷蔵庫の中身
- 購入履歴と連動して冷蔵庫の中身をつくるのだろうか?
- 冷蔵庫のなかに、物体認識用のカメラを置いて判断するのだろうか?
- 調理器具をとった時に、重さセンサーで取られたことを検知して、どこが取られたのかを識別しているはず
面白いなと思った事
マンション内でのレシピ共有など、マンションという限られた中でのクローズドSNS
- となりの晩ご飯的な感じになるよね
進捗状況をリビングに分からせるようにしていること
- 口頭で「まだー?」って聞けば良いのかもしれないけど・・・
家族のし好や直前直後のイベントを覚えさせて、献立をレコメンドすること
- テスト前日にxxxを食べた時は、成績がよいです
- 大好きな料理を1ヶ月つくっていません
イマイチだなーと思った事
- 3Dプリンタの使い方
実際に使えるのか?
- 実用性という面から考えてみると、相当まだまだ厳しいものがあるなーという印象
- データの蓄積は完全に自動でできるわけでもなく、人が入力する部分も多く残るだろうなと思う
- 料理とか、ひとの動作は例外的な動きをよくするとおもうので、その例外処理をシステム的に同カバーしてあげるのかの設計が超むずかしいようなきがする
- そして、思った最大のことは、1度つかって面白いねで、それっきりになっちゃいそう。。。
- こう思う原因は自分の中で見つかっていないが・・・
残りの3つの空間についても、メモを書く予定です! ※SNS等への公開はOKとのことでしたが、公開してはいけない情報を記載している場合、ご連絡頂ければ速やかに削除します。