html,CSSフレームわーくを作る(番外編
マウスの座標を取得するjsを記述しているときに、コンソールに以下の警告が出てきた。
(Googleクロームで開発)
- event.layerX and event.layerY are broken and deprecated in WebKit. They will be removed from the engine in the near future.
レンダリングエンジンのことをあまり知らなかったので、調べる。
●WebKit:Google Chrome,Safariで使われている。
WebKitとは、アップルが中心に開発を進めたブラウザのレンダリングエンジンのこと。KHTMLというエンジンをベースに開発された。
Google ChromeやSafari、LunascapeなどのPC向けブラウザがWebKitを利用しているほか、Adobeのプラットフォーム「AIR」にも採用されている。
また、最近では、iPhone用のSafariや、Androidなどの携帯電話端末に広がり始めている。
当初はアップルのMac OS X用に開発されていたが、2005年にはオープンソース化され、現在のように幅広い端末で使われるようになった。
HTML5をサポートしているのも特徴で、動画再生やスクリプトの動作が可能。JavaScriptなどの動作が高速で、HTMLやCSSの解釈が優秀だと言われている。
参考:http://www.kddi.com/ez/html/yogo/WebKit.html
●Trident:IE,Sleipnirで使われている。
Internet Explorer 4.0から導入され、Internet Explorer 8では第6版となるTridentⅥが搭載。
特徴としてWEBブラウズ機能がInternetExplorer以外のアプリケーションでも容易に実装できるよう、ソフトウェアコンポーネントとして設計されている点が上げられる。
WEBアクセスと編集のためのCOMインターフェイスが提供されており、例えば、TridentのWEBブラウザコントロールを使用してWebページを表示したり、表示中の各要素の値を取得・変更したり、表示したWebページ上で発生したイベントを取得したりといった機能を組み込むことができる。
Tridentの機能はmshtml.dllというライブラリとリンクすることによって利用可能であり、C++や.NETといったCOMをサポートする処理系から扱うことができる。
参考:http://internet-explorer9.info/about/trident/ 少し古い
因みに"Gecko"は日本語で「ヤモリ」を意味する。
Mozilla FirefoxやSeaMonkeyなどのウェブブラウザで、HTMLやCSS、JavaScriptなどの処理を行うためのエンジンとして採用されている。
GeckoはWindowsやMac OS X、Linuxをはじめとした様々なプラットフォームで動作可能である。
(そういえば、「単純に”動く”かの検証はFirefoxがいい」みたいなのを見た気がするけど、これのためか?)
Geckoの特徴として、内部がHTMLやXMLのパーサ、JavaScriptランタイム、レイアウトエンジンなど幾つかの部品に分けられており、
それぞれを自由に組み合わせて利用することができることが挙げられる。
参考:http://dic.nicovideo.jp/a/gecko
引用ページの信頼性と最新性が怪しいがこんな感じ?
くわしい部分はいまだ分からず。
しかし、代表的なエンジンが3つあって、それぞれに特徴があって、どんな使われ方をしているのかを少し把握した。
こまかい部分は追々。